2022/07/10 23:31
3月より発売している「ペルー アルトイナンバリ」。お試し頂けたでしょうか?
ポテンシャルの高い土地として近年注目を集める「ペルー」。
こしばがコーヒーでは2回目のお取り扱いとなります。
こちらの豆が日本に届くまでの重要な役割を担ったチームがあります。
ペルー各地の100件以上の小規模生産者とつながりを持ち、マイクロロットを中心に取り扱う
アムステルダムに拠点を置くカルディバーです。
昨年、彼女たちのチームには新たなメンバーが加わり、生産者に品質を高める指導を行ってきました。
小規模ゆえに行き渡らなかった知識や技術を伝え、品質の向上、取り扱う範囲の拡大、関わる生産者の数も増えたそうです。
<余談>小規模、、、とは、一体どれくらいの規模感なのでしょうか??
今回の生産者さんの農地面積は、
1生産者につき2ヘクタールくらい(サッカーコート約3つ分⚽️)。
家族で生産を行うことが多いそうです。
さて、今回彼女たちが提示してくれた
数あるオファーリストの中からこちらの豆を選んだのは、
ユニークなテロワールがあったという事のほかに、
彼女たちの持続可能な豆の生産のための取り組みや考え方に共感したからです。
「美味しいは永遠には続かない。」
これが今、こしばがコーヒーとしての「美味しい」についての考え方です。
もちろん、食べたらなくなってしまうという当たり前の事もありますが
人的環境/自然環境によって、
美味しいが育まれない可能性があると思うからです。
だからこそ「美味しい」は
儚く尊く美しく感じるのか〜 と思うと同時に、
自然環境だけでなく(ex : ecoなど)、 人的な環境も整えてもらったから(ex : 生産者への品質向上のための指導など)
私たちの元へ届くのだ、と
彼女たちの取り組みを知ったことで、大変ありがたく感じました。
だから、単一農園でなくとも、 どこで育てられ、どういった土地であるか、
が明確であるという前提条件のもと、
ペルーという土地ならではの歴史を踏まえた、今この時期の豆を
みなさんに提案することで 味わって楽しんで頂きたいと考え、購入に至りました。
お豆の購入はこちらから。
今後もこしばがコーヒーでは、カルティバーが提案してくれるペルーの豆を継続してお取り扱いしていきたいと考えています。
ぜひ今年の味わいを楽しんでくださいね!
参考/写真:typica